あやなとはじめる ブレンダーMCP

Claude Code はもう入ってる人へ。30分あればできる!あやなとはじめるブレンダーMCP。案内役の狼の女の子あやな

「3Dソフトに AI をつなぐ」って聞くと身がまえちゃうけど、やることは5つだけ。
ぜんぶ終わっても30分かかりません。
いっしょにやってみよう!

🍎 Mac(M系 / Intel どっちもOK) 🎨 Blender 3.0以上 ⏱ 30分くらい

2026.9現在

まずは全体像をつかもう

やることはこの5つ。1個ずつ順番に進めれば大丈夫です。

1 2 3 4 5 uv を入れる アドオン MCP 登録 サーバー起動 動作確認 brew install uv addon.py を Blender に入れる claude mcp add blender N キー → port 9876 青い球が出たら おめでとう!
  1. 1
    uv を入れるbrew install uv
  2. 2
    アドオンaddon.py を Blender に入れる
  3. 3
    MCP 登録claude mcp add blender
  4. 4
    サーバー起動N キー → port 9876
  5. 5
    動作確認青い球が出たら おめでとう!
3Dソフトに AI をつなぐなんて、むずかしそう…!
だいじょうぶ。コマンドは3つ貼り付けるだけだよ。 つまずいても、そのつど声をかけるから安心して。

つなぐと、なにができるの?

ひとことで言うと、Claude Code が Blender の「もうひとりの操作担当」になります。 これまで Python が書ける人だけの特権だった自動化が、日本語で頼めるようになります。

ことばでシーンを作る 「Low-Poly の森を作って、湖と岩も置いて」みたいなざっくりした頼み方で、実際にメッシュができます。
読み解いてもらう 他人が組んだジオメトリノードを「なにしてるか要約して」でMarkdownにしてくれます。
面倒な一括処理 「全Meshを自動スムーズ30°に」「未使用マテリアル全削除」が、ひとことで終わります。
自分用アドオンを作る オリジナルのボタンやパネルの雛形を書いてもらえます。Python 初心者でも自分の道具が持てます。
わたしのおすすめは 面倒な一括処理!
「未使用マテリアルぜんぶ消して」の一言で終わるの、ちょっと感動するよ。

つなぎ方は3つ。どれを選ぶ?

結論から言うと、Claude Code から使うなら真ん中の「blender-mcp」です。このガイドもこれで進めます。

Anthropic 公式コネクタ Desktop 専用

安定していますが、使えるのは Claude Desktop アプリだけ。Blender 4.2 以上が必須です。

blender-mcp(コミュニティ製) ◎ これを使います

Claude Code から使えて、事例がいちばん多いルート。Blender 3.0 以上で動くので、古めの環境でも安心です。

自作のMCP実装 上級者向け

なんでも自由にできますが、自分で作る必要があります。まずは上の2つで慣れてからで十分です。

はじめる前の持ちもの確認

この4つが揃っていればスタートできます。ターミナルに貼り付けて確かめてみましょう。

ターミナルの開き方(Mac)

このガイドで何度か出てくる「ターミナル」は、
Mac に最初から入っているアプリです。入れる必要はありません。

  1. ⌘(command)+ スペース を押す 画面の中央に検索窓(Spotlight)が出ます。
  2. ターミナル と打つ(terminal でもOK) 途中まで打てば候補に出てきます。
  3. 候補が選ばれた状態で Enter 黒っぽい画面が開いて、行の先に % のような記号が出ていれば成功です。

Finder から開くなら アプリケーション → ユーティリティ → ターミナル。 このあと何度も使うので、Dock に置いておくと楽です(開いている間に Dock のアイコンを右クリック → オプション → Dock に追加)。閉じるときは exit と打つか ⌘W です。

使い方はかんたん。いちばん下の行にコマンドを貼り付けて Enter、それだけだよ。 このページのターミナルの枠は、右上の コピー ボタンで中身をまるごとコピーできるから、 ターミナルに ⌘V で貼り付けてね。 なお、このガイドでは行頭を $ と書いているけれど、 実際の画面では % になっていることが多いよ。どちらも「ここから打ってね」の目印で、 コピーボタンを使えば行頭の記号は入らないから気にしなくて大丈夫。

持ちものチェック

  • Claude Code にログイン済みclaude --version でバージョンが出ればOK
  • Blender 3.0以上4.2 LTS 以上がおすすめ。アプリケーションから起動できればOK
  • Python 3.10以上python3 --version で確認。Mac に最初から入っているもので大丈夫
  • ターミナルは zshecho $SHELL が /bin/zsh なら想定どおり(Mac の標準です)
ターミナル — まとめて確認
$ claude --version
$ python3 --version
$ echo $SHELL
STEP1

uv を入れる

まず uv という道具を入れます。Python のツールを一発で動かしてくれる係で、 このあと使う blender-mcp がこの子の上で動きます。1行貼り付けるだけです。

Homebrew を使っている人

ターミナル — Homebrew で入れる
$ brew install uv

Homebrew が入っていない人

ターミナル — Homebrew なしで入れる
$ curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | sh

こちらの方法だと ~/.local/bin に入ります。入れ終わったら ターミナルをいったん閉じて開き直してください。ここ、忘れがちです。

ターミナル — 入ったか確認
$ uv --version
$ uvx --version
あれ、command not found って出ちゃった…
だいたいはパスがまだ通ってないだけ。 ターミナルを開き直すか、それでもダメなら下をコピーして貼り付けて、もう一度ためしてみて。
ターミナル — パスを通す(必要なときだけ)
$ echo 'export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
$ source ~/.zshrc
STEP2

Blender に窓口をつける

Blender 側に「外から指示を受け取る窓口」をひとつ追加します。アドオンを入れるだけです。

まず addon.py を手に入れる

配布元は github.com/ahujasid/blender-mcp です。 ブラウザで落とすとファイル名が変わってしまうことがあるので、 ターミナルから取るのが確実です。

ターミナル — addon.py をダウンロード
$ curl -L -o ~/Downloads/addon.py \
   https://raw.githubusercontent.com/ahujasid/blender-mcp/main/addon.py

Blender に読み込む

  1. Blender を起動する
  2. メニューの Blender > 設定…(または Edit > Preferences)を開いて アドオン タブへ
  3. 右上の インストール…(4.2以降は「∨」から ディスクからインストール)を押す
  4. さっきの addon.py を選ぶ
  5. 出てきた Interface: Blender MCP のチェックを入れる
チェックを入れ忘れるのが、いちばん多いつまずきポイント!
インストールしただけだと動かないから、ここは指さし確認してね。
うまくいったサイン 🎉
3Dビューポートで N キー を押すと、右側に BlenderMCP というタブが増えています。 これが Claude Code とつながる窓口です。
STEP3

Claude Code に教える

こんどは Claude Code 側に「Blender と話せる口」を追加します。この1行だけです。

ターミナル — MCPサーバーを登録
$ claude mcp add blender --transport stdio -- uvx blender-mcp
Claude Code — 登録できたときの画面
$ claude mcp add blender --transport stdio -- uvx blender-mcp
Added stdio MCP server blender to local config
File modified: /Users/あなた/.claude.json

こんなふうに Added stdio MCP server blender と出れば登録成功です。

-- より後ろが、実際に起動されるコマンドです。 さっき入れた uvx が blender-mcp を呼び出して、待機状態になります。

ターミナル — 登録できたか確認
$ claude mcp list
Claude Code — つながっているか確認
$ claude mcp list
Checking MCP server health...
 
blender: uvx blender-mcp - ✓ Connected

✓ Connected が緑で出たら OK。✗ Failed のときは Blender 側の準備がまだです。

うまくいったサイン 🎉
一覧に blender が出てくればOKです。
チームでリポジトリを共有してるなら、末尾に --scope project をつけると そのフォルダの中でだけ有効にできるよ。ひとりで使うなら気にしなくて大丈夫!
STEP4

Blender 側のスイッチを入れる

ここはボタンをひとつ押すだけ。ターミナルは使いません。 STEP3 までで Claude Code 側の準備は終わっているので、あとは Blender から 「つないでいいよ」の合図を出すイメージです。

  1. Blender を開いて、3Dビューポートの上で N キー を押す 画面の右側にサイドバーが出ます。もう出ている人はそのままでOK。
  2. サイドバーの右端にタテ書きのタブが並ぶので、MCP for Blender をクリック 古いアドオンでは BlenderMCP という名前です。タブ自体が見当たらないときは、
    STEP2 のチェックが外れています。
  3. Connect to MCP server を押す 古いアドオンではボタン名が Start MCP Server。呼び名が違うだけで、やることは同じです。
Blender — サイドバーの「MCP for Blender」タブ
MCP for Blender パネル。1はNキーで出るサイドバー、2はタブ、3は接続ボタン 1 Nキーで出る サイドバー 2 このタブを クリック 3 これを押す
押す前の状態。ランプは Not connected、ポートは 9876。 図の 1・2・3 は、上の手順の番号と同じです。

パネルの中身

  • Not connected / Connected … いまつながっているかのランプ。押したあと、ここが変わります
  • Port 9876 … Claude Code と話すための番号。変更しなくて大丈夫です
  • Connect to MCP server … これがスイッチ本体
  • アセットライブラリ(Poly Haven/Sketchfab/Poly Pizza)… ネット上の3D素材やHDRIを取ってこられる機能。 使いたいものだけチェックを入れます。チェックなしでも MCP は動きます
  • AI Model Generation(Hyper3D Rodin/Tencent Hunyuan 3D)… 文章や画像から3Dモデルを作るサービス。 それぞれ別のアカウントが必要なので、最初は触らなくてOK
うまくいったサイン 🎉
ランプが Connected に変わり、ボタンが Disconnect from MCP server (古いアドオンなら Stop MCP Server)に切り替わります。 これで Blender は localhost:9876 でスタンバイ状態です。
押したのに Not connected のままなんだけど…?
よくあるのはこの4つだよ。
① Claude Code が起動していない(つなぎ先は Claude Code 側から立ち上がります)
② STEP3 の claude mcp add がまだ
③ 別の Blender がもう 9876 を使っている
④ とりあえず Blender を再起動する。これでだいたい直ります
ひとつだけ約束。ポート 9876 は外に公開しちゃだめだよ。 ファイアウォールの確認が出ても、外からの接続は「許可しない」でOK。
うん、自分のパソコンの中だけで使うものなんだね。
STEP5

話しかけてみよう

いよいよ最後。Blender を開いたまま、別のターミナルウィンドウで claude を起動します。

ターミナル — Claude Code を起動
$ claude
Claude Code — 起動した直後の画面
✻ Welcome to Claude Code
 
/help for help, /status for your current setup
cwd: /Users/あなた/Documents
› ここに日本語で話しかけます
▶▶ auto mode on (shift+tab to cycle) · esc to interrupt

この › の行に日本語を打ちます。ターミナルのコマンドではなく、ふつうの文章でOKです。

ひとつめ:シーンの中身を聞いてみる

Claude Code — 貼り付ける文
blender mcp を使って、いま開いている Blender シーンに含まれる
オブジェクトを一覧で教えてください。

Cube Camera Light といった名前が返ってきたら、 Claude Code が Blender を「見られている」ということです。

Blender — 一覧を聞いたときの画面
Blender の画面。原点にデフォルトの Cube、左にカメラ、上にライトがある
こういう画面です。返ってきた Cube・Camera・Light は、ここに写っている3つのこと。 このときは読み取っているだけなので、Blender の画面は何も変わりません。

ふたつめ:作ってもらう

Claude Code — 貼り付ける文
blender mcp で、原点に半径1の青いマテリアル付きの球体を作ってください。
名前は「Sphere_Blue」にしてください。
Claude Code — お願いしている最中の画面
› blender mcp で、原点に半径1の青いマテリアル付きの球体を作ってください。
▶ Creating a blue sphere at the origin
└ blender - execute_blender_code
 
· Sculpting… (14s · ↓ 1.8k tokens · esc to interrupt)
 
✓ Sphere_Blue を作成しました。青いマテリアルを割り当てています。

オレンジの行が いま Claude が考えていること、その下の └ blender - … が実際に Blender を触っているところです。

Blender — 青い球体ができた画面
Blender の画面。原点に青い球体 Sphere_Blue が表示されている
こうなればゴールです。原点に青い球体が増えて、左上の表示も Collection | Sphere_Blue に変わっています。
「できました」って言われたのに、何も見えないよ!
たぶん最初からある Cube の中に隠れてるよ。 Cube は一辺2m、球は半径1m。ちょうどすっぽり収まっちゃうんだ。
Cube をクリックして X キーで消すか、右上のアウトライナーで目のアイコンを閉じてみて。 ビューポート右上のシェーディングをマテリアルプレビュー(右から2番目の球アイコン)にすると、色まで見えるよ。
ゴール 🎉
Blender の画面に、青い球体がふわっと現れます。ここまで来たらセットアップは完了です。
おつかれさまでした!
出た〜!青い球だ!
これが Claude Code とブレンダーがつながった証拠だよ。
ここまで来たら、あとはなんでも頼んでみて!
Claude Code — はじめての確認ダイアログ
Blender MCP wants to run execute_blender_code
 
❯ 1. Yes
2. Yes, and don’t ask again this session
3. No, and tell Claude what to do differently (esc)
はじめてツールを使うときは「実行していい?」って確認が出るよ。 中身をちらっと見て、問題なければ許可してあげてね。

これで完成!おさらい

  • 1. brew install uv で uv を入れる
  • 2. addon.py を Blender に入れて、チェックを入れる
  • 3. claude mcp add blender --transport stdio -- uvx blender-mcp
  • 4. Blender で Start MCP Server を押す
  • 5. 話しかけて、青い球体が出たらゴール

次にやるなら、まずは小さなテスト用ファイルで遊んでみるのがおすすめです。 いきなり本番の .blend に使うのではなく、Cube がひとつあるだけのファイルで 「こんなこともできるんだ」を集めていくと、安心して手が広がっていきます。

おつかれさま!ぜんぶできたね ここまで来られたら、もう「AIと3Dをつなぐ人」だよ。

作業をお願いする前に、かならず .blend を保存してね。 まとめて処理してもらうと元に戻せないことがあるから、そこだけ気をつけて。あとは自由に遊んでみて!

おまけ:クロードくんに全部やってもらう

ここまで手で進めてきましたが、じつは Claude Code に頼むだけでも、ほとんどの工程は済みます。 2台目のMacに入れるときや、同僚に教えるときは、こちらのほうが早いです。

えっ、お願いするだけでいいの?
コマンドを打つところは、ぜんぶこっちでやるよ。
ただしボタンを押す操作だけはできないから、最後のひと押しはおねがい。

頼み方

ターミナルで claude を起動して、これを貼り付けるだけです。

Claude Code — 貼り付ける文
Mac に Blender MCP をセットアップして。
1. uv と Blender を Homebrew で入れる(すでに入っていればスキップ)
2. blender-mcp の addon.py を ~/Downloads に落とす
3. Blender にアドオンを入れて有効化する
4. claude mcp add blender --transport stdio -- uvx blender-mcp で登録する
実行する前に、何をするつもりか教えて。

最後の 「実行する前に、何をするつもりか教えて」 が大事です。 いきなり走り出さずに、やることの一覧を先に見せてもらえます。

こんなふうに進みます

Claude Code — おまかせセットアップ
› Mac に Blender MCP をセットアップして。…
▶ やることを確認します
1. brew install uv
2. brew install --cask blender
3. addon.py を ~/Downloads へ
4. アドオンを有効化
5. claude mcp add blender …
 
Bash(brew install uv) wants to run
❯ 1. Yes
2. Yes, and don’t ask again this session
 
✓ uv を入れました
✓ Blender を /Applications に入れました
✓ addon.py を ~/Downloads に保存しました
✓ アドオンを有効化しました
✓ blender を MCP サーバーとして登録しました
 
あとは Blender で Connect to MCP server を押してください。

コマンドごとに 「実行していい?」 の確認が出ます。 STEP5 で出てきたあのダイアログと同じものです。中身をちらっと見てから許可してください。

知っておくこと

  • 完全に放置はできません。コマンドごとに許可を聞かれます。 「2. Yes, and don’t ask again this session」を選べば、そのセッション中は聞かれなくなります。
  • Connect to MCP server は押せません。画面のボタンなので、STEP4 の操作だけは自分でやります。
  • 登録が終わったら Claude Code を再起動してください。終了して claude で起動し直せば、blender mcp が使えるようになります。
  • アドオンを入れる途中で Add-on not loaded: "addon" という行が出ることがあります。 これはエラーではありません。そのあとに「インストールしました」「登録しました」と続いていれば成功です。
  • 頼み方によって手順が多少変わります。毎回まったく同じ結果にしたいときは、STEP1〜3 を手で進めるほうが確実です。
うまくいったサイン 🎉
Claude Code を起動し直して /mcp と打つと、一覧に blender が出ます。 あとは Blender を開いて Connect to MCP server を押すだけです。
途中で止まっちゃったら?
どこまで進んだか聞いてみて。「いまどこまでできてる?」と打てば教えてくれるよ。 アドオンのところでつまずいたら、STEP2 の手順で手で入れれば大丈夫。 ほかのステップはもう終わっているから、そこだけやり直せばいいよ。
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つくったものの一覧 ・ 岸井厚郎 ・ 最終更新 2026-10-07